商品について
■黒竹和日傘
持ち手の黒竹はもちろんの事、細かい部品にいたるまで、すべてを自然のもので仕立てた和日傘です。
開いた傘を固定するハジキは金属ではなく木製に、
各部品をつなぐための釘は竹釘を使用しています。
傘を開いた時の木ハジキの何とも言えない響きが心地よく、黒竹は手にしっくりと馴染みます。
■縞模様 若草
日本に縞柄の織物が本格的に伝わったのは室町時代、粋の精神を象徴する縞模様です。
若草色の縞模様、爽やかな印象の和日傘です。
型染めとは日本における多彩な染色技法の中でも古い伝統を持ち、豊かな文様表現と日本人特有の繊細な手技が集約された技法です。
色を染めない部分には防染のための糊を引いてから、ひと色ひと色違う型で色をさしていきます。
最終工程の水の中で糊が和紙から浮き上がる瞬間にやっと図柄が明確になります。
『縁-えん-』
1本の和傘が出来上がるまでには、骨組みとなる骨を作る、骨をつなぐ轆轤(ろくろ)とよばれる部品を作る、和紙を漉く、様々職人がいます。そして辻倉の職人が1本の和傘に仕立てます。
人と人とのご縁があって和傘ができ、そのご縁をさらにお客様へ、そして次代へと繋げていく。
「繋げていく」その意味を込めて、辻倉の和日傘を『縁』-えん-と名付けました。
『縁』より世界中のみなさまとご縁がひろがるように日々和傘製作に精進を重ねて参ります。
※雨天ではご使用いただけませんのでご注意ください。
仕様:日傘、装飾
素材:型染和紙
色/柄:緑/縞模様
骨:赤染竹 40本
柄(中棒):黒竹
ハジキ(止具):木製
全長:約80cm
直径:約85cm
重さ:約260g
色別:緑系