特選蛇の目 雪輪 『宵雪』(よいゆき)
深く落ち着いた藍黒の地に、
白く浮かび上がる雪輪文様。
雪輪は、降り積もる雪や舞い落ちる雪片を
円に意匠化した古典文様。
やわらかく広がる雪の情景を映し、
清浄・無垢・再生を象徴します。
雪はやがて解け、水となり、
再び巡ることから
豊穣と循環の意味も宿します。
その清らかな白を、
夜の深みを思わせる藍黒が静かに受け止める構図。
宵の空に舞う雪のように、
静寂と凛とした気品が調和する一張です。
切り張りによって描き出される
雪輪の流れるような曲線と、
均整の取れた円の美しさ。
落ち着きの中に確かな存在感を宿す、
辻倉の特選蛇の目和傘です。








