黒竹和日傘『縁』菊唐草

『黒竹和日傘  "縁"  菊唐草』

持ち手の黒竹はもちろんの事、細かい部品にいたるまで、すべてを自然のもので仕立てた和日傘です。
開いた傘を固定するハジキは金属ではなく木製に、
各部品をつなぐための釘は竹釘を使用しています。

傘を開いた時の木ハジキの何とも言えない響きが心地よく、黒竹は手にしっくりと馴染みます。

『菊唐草』もよう
菊は薬草として伝来したことから「不老長寿」の意味があり、唐草は 途切れることなく蔓を伸ばすことから「長寿と繁栄」の意味があります。江戸 時代には婚礼の調度に使用された吉祥文様です。

『縁-えん-』
1本の和傘が出来上がるまでには、骨組みとなる骨を作る、骨をつなぐ轆轤（ろくろ）とよばれる部品を作る、和紙を漉く、様々職人がいます。そして辻倉の職人が1本の和傘に仕立てます。
人と人とのご縁があって和傘ができ、そのご縁をさらにお客様へ、そして次代へと繋げていく。
「繋げていく」その意味を込めて、辻倉の和日傘を『縁』-えん-と名付けました。
『縁』より世界中のみなさまとご縁がひろがるように日々和傘製作に精進を重ねて参ります。

予約商品です。ご予約後の製作となります。
ご予約は、お電話又は、LINEお友達登録より『予約希望』のコメントをお送りください。
京都辻倉：TEL075-221-4396

※雨天ではご使用いただけませんのでご注意ください。

仕様：日傘、装飾
素材：型染和紙
色/柄：茶系の模様
骨：赤染竹 40本
柄（中棒）：黒竹
持ち手部分：本籐巻き
ハジキ（止具）：木製
全長：約80cm
直径：約85cm
重さ：約260g
色別：茶系