真摯なもの作りの姿勢で現代に生きる本格派の京友禅を製作する工芸染匠成謙
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「日本古来の伝統と文化を後世に伝えたい。」という思いを大切に、日本製の和傘を作り続ける京都和傘屋辻倉
京染工芸染匠「成謙」と辻倉とのコラボレーションが実現しました。
工芸染匠 成謙 × 京都和傘屋辻倉

着物づくりの一番要となるのは「下絵」です。
成謙で 30 年にわたり様々な絵柄を描いてきた下絵師が和傘になる和紙に古典文様を描きました。
辻倉の和傘はすべての原料を国産です。和傘職人は日本古来の製法を守り、和傘を次世代に伝えることを使命に、
純国産の和傘を作り続けています。
京友禅下絵師と和傘職人。
真摯なものづくりの姿勢と熟練の職人の技術が合わさり、手書き京友禅和日傘が完成しました。
「紅梅白梅観世流水」






京友禅の古典柄でありながら、流水の文様にモダンさも感じられます。
丁寧に描かれた紅梅、白梅の一輪一輪。
梅の枝の細かな描写。
職人のセンスと筆力が光る逸品です。
手描き京友禅「流水に紅梅と白梅」
¥132,000(税込)
仕様:日傘、装飾用
素材:手漉き和紙
色:白
飾り糸:白
骨:真竹 40 本(透仕上げ)
柄(持ち手部分):竹
ハジキ(止具):木
全長:約 80.5cm
直径:約 82cm
重さ:260g
「藤」






丁寧に描かれた藤の花びらの一枚一枚、繊細な藤の蔦の流れ、そこには蝶々が舞います。
熟練の職人の筆力が光る逸品です。
手描き京友禅 和日傘「藤」
¥132,000(税込)
仕様:日傘、装飾用
素材:手漉き和紙
色:白
飾り糸:白
骨:真竹 40 本(透仕上げ)
柄(持ち手部分):竹
ハジキ(止具):木
全長:約 80.5cm
直径:約 82cm
重さ:260g
「笹に雪」






丁寧に描かれた笹の葉の一枚一枚。はらはらと細雪が舞い、笹に降り積もります。
熟練の職人の筆力が光ります。
手描き京友禅 和日傘「笹に雪」
¥132,000(税込)
仕様:日傘、装飾用
素材:手漉き和紙
色:白
飾り糸:白
骨:真竹 40 本(透仕上げ)
柄(持ち手部分):竹
ハジキ(止具):木
全長:約 80.5cm
直径:約 82cm
重さ:260g
「風神雷神図」






緻密に描かれた髪の毛の一本一本、今にも飛び出してきそうな躍動感、力強い目。
熟練の職人の筆力が光ります。
手描き京友禅 和日傘「風神雷神図」
¥154,000(税込)
仕様:日傘、装飾用
素材:手漉き和紙
色:白
飾り糸:白
骨:真竹 40 本(透仕上げ)
柄(持ち手部分):竹
ハジキ(止具):木
全長:約 80.5cm
直径:約 82cm
重さ:260g
「工芸染匠 成謙」
創業 1965 年から京都洛中の二条城近くで京友禅の創作、染加工、図案(下絵)から糸目、友禅、仕上げまで完全オリジナル。
琳派をはじめとして古典文様からモダン調まで現代感覚にあった物創りをしています。
「成謙」が手掛けるものは、すべて熟練の職人によって作られる本格的手描き京友禅。
琳派や小袖模様など、伝統を継承した図柄から、自然や風景の写生をもとに創作した絵画調まで、古典文様を中心に着物の模様はさまざまですが、いずれも京友禅らしい品格が漂います。
妥協のないものづくりはこれまでに多くの輝かしい受賞からもうかがえます。
成謙工房の美しい着物は多数の賞を受賞し、有名人や著名人の方にも好まれる評判の工房です。
工藝染匠「成謙」工房
下絵
糸目糊おき
友禅彩色
受賞歴
京都工芸染匠協同組合主催 きもの芸術展 競技大会
主な受賞歴
平成 21 年 経済産業大臣賞
平成 22 年 経済産業大臣賞
平成 22 年 京都市長賞
平成 24 年 経済産業大臣賞
近畿経済産業局長賞
平成 26 年 経済産業大臣賞
その他多数
京都染織美術協会会員
京都工芸染匠協同組合
京都和傘屋辻倉
工芸染匠「成謙」の下絵師が描いた絵を、辻倉の職人が 1 本の和日傘に仕立てます。
和傘製作は、その多くが手作業のため、完成までに大変時間を要します。
数ある工程の中でも和紙を骨組みに張っていく『張り』は和傘の姿を作る点で、大変重要な工程の一つです。
和傘の骨組みとなる骨に、部分ごとに紙を張り分けますが、それらの工程は表からは見えませんが、傘を正常
に 開閉させるための極めて重要な作業となります。
「日本古来より脈々と受け継がれてきた伝統と文化を守り、後世に伝えたい」そんな思いをもって日々製作に
励んでいます。






京都和傘屋辻倉の商品紹介
和傘
『夕月』夕方に見えるうっすらと浮かぶ月をイメージした蛇の目傘です。傘の内側には、傘の色に合わせた糸飾り。
熟練技術者の持つ、高度な技術を継承し仕立てられた月奴模様は、細部にわたる細やかな手仕事により時間をかけて1本1本製作しています。
外側からも、内側からも持つ人の心を魅了します。
もよう和傘
水色地の花手毬模様に軒の光悦茶色が、この和傘をより可愛らしく優しい雰囲気に仕上げました。
手毬柄には、「子供が丸々と育つように」「何事も丸くおさまるように」という意味があります。
透明感のある草木染和紙『くちなし色』の蛇の目傘です。『極み』シリーズは辻倉が選び抜いた原料と卓越した技術をもつ職人によって作り上げられた逸品です。
透明感のある草木染和紙『ひまわり色』の蛇の目傘です。『極み』シリーズは辻倉が選び抜いた原料と卓越した技術をもつ職人によって作り上げられた逸品です。
『吹雪』
コウゾなどの樹皮の黒皮や繊維の太い結束などをあえて取り除かずその風合いを『吹雪』のように残した京都黒谷手漉き和紙の番傘です。原材料から、ほんものにこだわり製作。仕立てあがるまでの長い物語を手に取って感じていただけたらと思います。
和傘
竹と和紙で製作した昔ながらの丈夫な番傘です。和傘専用の植物性の油を、和紙に塗って防水加工をしていますので雨の日に使用できます。和傘職人が1本1本時間をかけ製作した日本製の手作り品です。軒奴(のきやっこ)とは傘の外側部分の色を変えた番傘のことを差します。