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糸飾りが施された色鮮やかな蛇の目傘、京都の伝統工芸である和傘

蛇の目傘

じゃのめがさ — 雨に映える京の伝統和傘

日本最古の京都和傘屋 辻倉 / 創業 1690

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ABOUT JANOME

蛇の目傘とは


蛇の目傘(じゃのめがさ)とは、傘を開くと地色の中に白く太い輪が浮かび、
その模様が蛇の目に見えることから名づけられた日本の伝統的な雨傘です。
細い骨に飾り糸をあしらい、柄に籐を巻いた、軽やかで装飾性の高い和傘——
京都の辻倉では、職人が一本ずつ手づくりする本物の蛇の目傘をご用意しています。

蛇の目傘の歴史と由来

蛇の目傘が生まれたのは、17世紀の終わりごろ。紺や赤を基調とした地色に白く太い円が広がり、その模様が蛇の目(へびのめ)に見えることから「蛇の目傘」と呼ばれるようになりました。

享保・元文(1716〜41)の頃からは、柄を細くした軽い傘が好まれ、腰にさして歩く「細傘」として親しまれます。江戸時代には歌舞伎の小道具として使われたことをきっかけに流行し、人気演目「助六由縁江戸桜」では、今も主人公・助六の蛇の目傘が舞台を彩っています。

魔除けと縁起 — 蛇の目に込められた願い

蛇の目模様は日本の古くからの文様であり、神の使いとされる蛇の目をかたどったことから、魔除けの意味が込められてきたと言い伝えられています。

また傘を広げたときの末広がりの形から、「降り注ぐ困難から守る」「一つ屋根の下、末永く幸せに」という思いが重ねられ、縁起のよいものとして祝い事や嫁入り道具にも用いられてきました。現在は男女・和装洋装を問わず、気軽にお使いいただける和傘です。

FEATURES

蛇の目傘の特徴


番傘と構造は近いものの、より細やかな細工と装飾がほどこされているのが蛇の目傘の魅力です。
一本の傘に宿る、職人の手仕事の特徴をご紹介します。

細い骨組み

番傘より細い竹の骨で仕立てられ、軽やかで上品な佇まい。手に取ると、その繊細さが伝わります。

傘の柄には竹を使用

辻倉ではほとんどの傘の柄に竹(黒竹・女竹・真竹)を使用しています。

かがり糸(飾り糸)

内側の小骨部分には、デザイン性のある華やかな飾り糸を施します。蛇の目傘ならではの装飾美です。

石突(いしづき)

木柄の蛇の目傘の柄の先には「石突」と呼ばれる金具がつき、傘を下に置いたときに先端を保護してくれます。

2段のハジキ

開き具合を止める「ハジキ」が2段ついており、人混みや風の強い日は傘をやや狭めて開くことができます。

防水の和紙と漆

和紙に防水の油を塗り、骨には漆をほどこした本格的な雨傘。実用とともに、和傘ならではの香りも楽しめます。

JANOME & BANGASA

蛇の目傘と番傘の違い


「蛇の目傘と番傘はどう違うの?」とよく聞かれます。基本構造は共通しますが、
装飾の繊細さと佇まいに違いがあります。用途に合わせてお選びください。

項目蛇の目傘番傘
細く繊細太く丈夫
装飾飾り糸・籐巻きなど細工が華やか装飾は最小限で素朴
黒竹、女竹を使用太めで実用本位
印象上品・華やか素朴・力強い
向く用途雨傘・和装・ハレの日・贈り物雨傘・日常使い・店先の趣

SELECTION

蛇の目傘 人気商品


京都・辻倉が手づくりする蛇の目傘の中から、人気の品をご紹介します。
漆黒や藍を基調とした、雨の日に凛と映える一本をどうぞ。

HOW TO CHOOSE & CARE

選び方とお手入れ


蛇の目傘の選び方

雨傘として日常的にお使いになるなら、軽さと開閉のしやすさを。和装や写真撮影での映えを重視されるなら、色柄を基準にお選びください。男女・和装洋装を問わずお使いいただけます。
贈り物には、縁起のよい蛇の目柄が喜ばれます。

長く使うためのお手入れ

使用後は陰干しでしっかりと乾かしてから、風通しの良い場所においてください。直射日光や急激な乾燥は、色あせや反りの原因になるためお避けください。

和紙と油・漆でできているため、濡れたまま放置せず、風通しのよい場所で乾かすことが長持ちのコツです。丁寧に扱えば、長年にわたって愛用いただけます。

FAQ

蛇の目傘 よくある質問

EPILOGUE

雨の日を、愛おしむ


和紙を打つ雨音、傘の内にともる柔らかな光。
蛇の目傘は、憂うつな雨の日を、待ち遠しい一日へと変えてくれます。
京都・辻倉の手仕事による一本を、暮らしのそばに。