辻倉『 極み』

辻倉『極み』シリーズは、選び抜いた「越中手漉き草木染和紙」と 「京都府無形文化財手漉き黒谷和紙」を原料とし、辻倉の和傘職人が和傘に仕立てました。

「日本古来より脈々と受け継がれてきた伝統と文化を守り、後世に伝えたい」 という思いを抱き、日々製作に励んでいる「和紙職人」と「和傘職人」二つの伝統工芸が合わさり、 本物にこだわった和傘が出来上がりました。

辻倉の「手漉き和紙」

京都黒谷の手漉き和紙
京都綾部市の黒谷和紙の製作風景

本物の手漉き和紙を暮らしの中に、一枚一枚に想いを込めて、丁寧に、正直に、和紙を漉く。

今も昔も変わることなく、一人一人の和紙職人が大切にしている想いです。良質な楮(こうぞ)を原材料として、職人により「手漉き」(てすき)で、一枚一枚が丁寧に作られます。

手漉き和紙は一枚一枚微妙に厚さが違います。辻倉の和傘職人は一本の和傘を作るのに何枚もの和紙を繋ぎ合わせるため、厚さに違いが出ないように、光に透かしながら同じ厚さの和紙を選別しています。

辻倉の「竹」

京都黒谷和紙を使用して和傘に仕立てた水色の和傘

辻倉の和傘の柄竹(持ち手)は黒竹または女竹を用いているものが多くあります。和傘が日本で使われ出した初期は和傘の傘骨はもちろんのこと、柄(持ち手)にも竹が使われていました。その後、和傘の普及によって、大量に製造されることで、竹から木棒に代わっていきました。

辻倉では日本に古くから伝わる和傘の製造技法を守り続けたい。と柄竹に黒竹、女竹を使い、ハジキ(留め具)には木を使いました。これらは、使い込むほどに手に馴染んできます。
傘を開いた時に奏でる木製のハジキの音はおだやかに響きます。

すべて国産、自然の素材で仕立てた和傘です。辻倉が三百年以上に渡り受け継いできた和傘の歴史と「越中手漉き和紙」と「手漉き黒谷和紙」の融合により生まれた辻倉『極み』まさに『極み』と呼ぶにふさわしい和傘が出来上がりました。

辻倉『極み』シリーズ【越中手漉き草木染和紙】

越中手漉き和紙ならではの風合い。光を通すと包まれる透明感と趣のあるやわらかな色合い。

この和紙との出会いにより、美しい詫び色の和傘ができ上りました。その色を引き立てる傘骨の漆は、何度も塗り重ねられ端正な姿へ輝きを放ちます。選び抜いた原料と卓越した技術をもつ職人によって仕立てられた和傘は、丈夫なのはもちろんの事、立ち姿の大変美しい和傘に仕上がります。

『極み』越中手漉き草木染 番傘

水色の番傘
青とグレーの中間的な色味の日本の番傘

『極み』越中手漉き草木染 蛇の目傘 蛇の目柄

紅色の蛇の目傘
中心に白の輪がある紺の和傘
くすんだ緑色の防水加工された蛇の目柄の和傘

『極み』越中手漉き草木染 蛇の目傘

辻倉『極み』シリーズ【京都府無形文化財 手漉き黒谷和紙】

800 年以上続く紙漉きの工程は「手漉き」(てすき)にこだわり、伝統を守り継いできた職人の手で 1 枚 1 枚、しっかりと漉き上げています。良質な楮(こうぞ)を原材料として、原料の処理から加工までをすべて手作業で行うことにより、黒谷和紙は丈夫な紙となります。

1983 年(昭和 58 年)その技法が京都府無形文化財に指定されました。「黒谷和紙」の美しさからは想像を超える製作工程の厳しさを知り、それでもなお、「黒谷和紙」を守り育てていく。という使命感は、辻倉の和傘に対する思いと重なり、「黒谷和紙」と「京都和傘屋辻倉」のコラボレーションが実現しました。

辻倉『極み』京都黒谷和紙 番傘

辻倉『極み』京都黒谷和紙 蛇の目傘

京都黒谷和紙を使用して和傘に仕立てた薄桃色の和傘

辻倉『極み』京都黒谷和紙 和日傘

黒谷和紙の赤色の和日傘