『世界文化遺産』真言宗総本山 東寺

京都駅から歩いてすぐの「東寺」は、真言宗の根本道場であり、東寺真言宗の総本山で、世界遺産のひとつです。

世界文化遺産 東寺

京都駅から歩いてすぐの「東寺」は、真言宗の根本道場であり、東寺真言宗の総本山で、世界遺産のひとつです。

東寺の五重塔と和傘

寺院の伽藍(建物)は、文明 18 年(1486 年)に土一揆の拠点となり、ほとんどを焼失してしまいました。その後、織田信長や豊臣秀吉・秀頼の援助を受けて復興し、江戸幕府にも保讃されました。

東寺の五重塔と和傘

そのあとも何度かの火災があり、創建当時の建物は残っていませんが、建物の配置や、各建物の規模は平安時代のままです。

東寺の五重塔と和傘

東寺の象徴として広く親しまれている五重塔は、天長 3 年(826 年)弘法大使の創建着手にはじまりますが、雷火などによって、焼失すること 4 回にもおよんでいます。現在の塔は正保元年(1644 年)徳川家光の寄進によって竣工した総高 55 メートルの現存する日本の古塔の中で最も高い塔です。

東寺の五重塔と和傘

全体の形もよく細部の組み物の手法は純和様を守っており、初重内部の彩色も落着いて、江戸時代の前期の秀作です。

■真言宗総本山 東寺 【教王護国寺】〒601-8473 京都市南区九条町 1 番地
拝観時間:金堂、講堂 午前 8 時〜午後 5 時(午後 4 時 30 分 受付終了)
宝物館、観智院 午前 9 時〜午後 5 時(午後 4 時 30 分 受付終了)

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、拝観時間変更等の可能性があります。